10TEN

4人の個性的な刑事が、特殊犯罪捜査班を結成して、猟奇的な難事件を解決していくという物語。この4人が、とてつもなく妙な組み合わせなのがとても印象的で、ドラマを盛り上げます。

日本の刑事ドラマにはちょっとみられないような（もともと日本のドラマはあまり見ないのですが）作品です。一話完結型ですが、完全なオムニバスではなく、事件がかすかに一つ一つ繋がってラストでひとつになるという感じです。ミステリアスな展開に、引き込まれてしまいました。

ただ、やっぱりグロイです。グロイし、コワイ。苦手な人もいるかと思います。日本のコミカルでシリアス、あるいは熱血といった刑事ドラマに慣れていると、ちょっと怖いかも。あえて言えば、横溝正史のような雰囲気があるドラマです。

実は、「2」もあるんです。つまり、続きのお話、というやつですね。でも、お話が複雑になりすぎて、何が何だかよーわからん！という感じに。途中で、見るのをやめちゃいました。

「2」では、前作で描かれていなかった部分がさらに明らかになり、ばらばらに集まったように見えたメンバーが、実はある一つの事件でつながっていた！ということがわかります（というところまでは見た）。ちょっとコワイんですが、また見たいなと思っています。