歴史を知ればドラマはもっと面白い!

韓国時代劇の王様たちとその時代

百済の王 クンチョゴワン(近肖古王)

こんな作品です


韓ドラ時代劇残念大賞

管理人 木槿猫

当サイトで唯一の星1つ作品です。

つまんない。

とにかく、つまらんっ!!と、絶叫したくなる作品。と、言いながらそれでもやっぱり最後まで見ましたが。

何がつまんないって、「近肖古王さん、あーた、ワガママ勝手もたいがいにせーよ」と言いたくなる言動の数々。この人の行動の根拠がよくわかんない。この時代がどういう時代なのかというだいたいの知識を持っていても、展開がよくわかりません。私は日本でのテレビ初放映で見たので最後まで見ましたが、レンタルだったら、地団駄踏んで「お金返せー」と悔しがっただろうなと思います。

このキャッチコピーに騙されましたよ。”「朱蒙」に続く歴史超大作、遂に解禁!”いや、「朱蒙」と比べないでほしい。

史実のポイント


めずらしく日本が好意的に描かれている作品

内容の難易度

百済というと、どうしても日本史で勉強したイメージ(白村江の戦いで唐・新羅連合軍に敗れて滅ぶ)があるためか、弱っちぃ国という先入観があります。「階伯(ケベク)」も、百済の滅亡を描いてる作品ですし、「太王四神記」「広開土太王」でも、負けてるし。どうしても「百済=滅んじゃう国」というイメージです。が、この作品で、「あらまあ、百済にも勢力が大きかった時代があったのね」と新しい歴史を知ることができました。

作品後半では、邪馬台国をイメージして設定されたと思われる”倭人”も出てきます。韓国ドラマの時代劇の日本人=倭人=倭寇=極悪非道のようなスタイルが定着している中で、わりとフレンドリーな感じで日本が描かれています。その点は、ちょっと面白いですね。

基本情報

■ 全60話

■ 制作KBS

カム・ウソン/キム・ジス/イ・ジョンウォン/イ・ジフン/アン・ジェモ/イ・セウン

  • B!