三国時代(高句麗・百済・新羅)

階伯-ケベク-

 

こんな作品です

やっぱり「百済もの」は面白くない

管理人 木槿猫

三国時代の末期、百済の没落までを、実在した階伯(ケベク)という武将を主人公にして描いた作品です。

全くの私の偏見ですが、「百済もの」は、つまんない。という評価をしているので、基本的に「百済時代」のものは、キャッチコピーなどで面白そうだなと思えなければ見ません。この作品は、「朱蒙」や「善徳女王」を手掛けた演出家さんの作品で、しかも「イ・サン」のイ ソジンさんが主演なので、ちょっと見てみようっかなー、と思って見始めました。もちろん、最後まで見ましたけれども。

ほらね、やっぱり「百済もの」は面白くないんだよ。

という評価再確定。なんでかな。古代の日本は百済とはとても仲が良かったのに、私とはちょっと相性が悪いです。気に入った作品というのは、必ず「もう一度見たいあのシーン!」というのがあるものなのですが、まず、それがない。このエピソードは面白いというのもない。音楽も平凡。ゆえに、「やっぱりつまんなーい」という評価になりました。

史実のポイント

「白村江の戦い」のころを描いた作品です

内容の難易度

三国時代といえば、「魏・呉・蜀」の『三国志』を思い出す人も多いかと思いますが、朝鮮半島も「高句麗・百済・新羅」の3つの国が鼎立していた時代がありました。この時代は、日本の大和朝廷との結びつきも強くなっており、特に百済とは親交がありました。仏教などが伝えられたのも、この百済からです。ですから、百済のピンチ!には、当然のことながら日本も加勢しました。

時は、あの「大化の改新(乙巳の変)」のクーデターで政権を握った中大兄の王子が、活躍していた時代です。当時、百済の王子豊璋(ほうしょう)は、日本におりましたが、百済復興のために戻り、地方勢力を集めて新羅・唐の連合軍に立ち向かいます。中大兄皇子は、これに対して援軍を送ります。これが、「白村江(はくそんこう・はくすきのえ)の戦い」です。

しかし、結局復興軍内部の内紛や、新羅・唐の連合軍の攻勢に押されて壊滅、百済の滅亡が確定します。百済を描いたドラマには、ちょこっとだけ日本がでてくることも多いので、注意してみてくださいね。

基本情報

■ 全36話

■ 制作 MBC

イ・ソジン/チョ・ジェヒョン/オ・ヨンス/ソン・ジヒョ/チャ・インピョ

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