チャン・オクチョン

朝鮮王朝の歴史の中でも、党派間の争いが最も激しかったのが粛宗（スクチョン）の時代です。しかし、非凡な政治能力を発揮して王権を強化し、社会を安定させました。

顕宗（ヒョンジョン）の時代はそれまでの時代に比べると比較的平和な時代だったといえますが、礼論をめぐって西人と南人とのし烈な戦いが繰り広げられました。

第20代王景宗は、燕山君同様に父王によって母親を殺されてしまった王です。その悲劇的な事件の裏にあった政治的な状況も含めて解説します。