おまけ:時代劇以外

検事プリンセス

こんな作品です

見ていてイライラする主人公

管理人 木槿猫

ドラマのオープニングから、かなりイラついたドラマです。主人公の、女検事のおねーちゃんが、めちゃくちゃムカつくキャラクター。

ダイエットとオシャレに夢中のチャラチャラしたお姉ちゃんが、「検事」という職業に対する意識がものすごく低いまま検事になっちゃった、というところからスタートするストーリーなので、ある意味、見ている人の心をつかんだ設定、演出だったといえるかと思います。つまり、まんまとはまった、という感じ。が、本当に見ていてムカつきました。パク・シフさんが好きだったから見ていたようなものの、そうでなければ途中でやめていたかもしれません。

でも、最後には、ちゃんと(一応)検事らしくなって終わります。最後は、腹も立たずに見ていられましたし。ただ、あまりにも全体的にサクセスすぎるお話なんですよね。ドラマのスタートの印象が悪いので、あまり高い評価ではないです。

最初に見たときには、韓国の「司法」はどうなってるんじゃ!と心配になってしまいました。こんなとんでもないお姉ちゃんも検事になれてしまうほど、いい加減なのかと他人事ながら心配になってしまったほど。最近は、弁護士インフレが起きている日本ですが、それでも弁護士や検事になるのは、ものすごーくお勉強しなければならないでしょうし、仮にそれほど苦労せずに試験に合格したとしても、それなりにやはり学識や教養を身につけた人でしょうから、こんなケバケバしいチャラチャラした格好はしないはず。

所詮、ドラマの設定にすぎないと言われればそれまでなのですが、他国のドラマである以上、その国の文化・習慣が多少反映されているものです。ということは、これが韓国の法曹界なのか?と思ってしまいました。(正直、だから韓国は……って思ったこともあります。)これを「偏見」とか「誤解」というのですけどね。

ということで、ストーリーとしては悪くなかったのでしょうが、印象が悪いので私の中では低評価になってしまうドラマです。

 

基本情報

■全16話

■制作 SBS

キム・ソヨン/パク・シフ/ハン・ジョンス/チェ・ソンヒョン/ユゴン/

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