サイン

法医学事件簿、みたいなドラマ

管理人 木槿猫

メディカル系が好きなので、こういうのは一応チェックします。この作品は、「法医学」のお医者さんたちが、難事件を解決していくお話ですが、そのなかで出世をめぐって検視の結果をねつ造したり握りつぶしたりという不正をしようとする人たちと、正義を貫こうとする人たちとの対立や葛藤を描きます。

韓国のドラマって日本のドラマよりけっこうグロイよなあと思うのですが、このドラマもそうです。わりと猟奇的な事件が多いです。ですから、そうしたシーンが苦手な人にはちょっとおすすめしません。ストーリーは、ミステリアスに展開していくので見ていて面白いです。殺害された人たちが自分の体に残した犯人を示す「サイン」を、新米法医学者と、天才法医学者が追及していくストーリーは、ちょっとハラハラするシーンなどもあって、見応えがあります。

一番の謎が最後に解決されるのですが、実は、その解決方法がすごい。というより、「ありえない」。あまりに非現実的すぎて、最後はものすごくフィクション感が漂いました。キャストも、キャラクターも、ストーリーも魅力的でしたし、特に女性陣がとってもカッコ良かったです。そして、どの回も、わりといい感じで謎解きが進んでいたので、展開を楽しみにみることができました。なのに、最後にコレはないよという感じ。

まさに画竜点睛を欠くとは、このこと。残念。