マイ・プリンセス

皇室ネタだが「宮」ほどおもしろくはない

管理人 木槿猫

「宮」は、韓国に王朝が続いたら、という設定でした。同じ柳の下に2匹目のどじょうをねらった作品だな、と思いつつ見始めたドラマです。

ストーリーとしては、里親のもとで育った女子大生は、実は純宗(第27代王)の血を引くお姫様だった、というところから始まり、皇室が復活するまでを描きます。同じネタでいえば、断然「宮」に軍配が上がりますし、ストーリーとしても「宮」のほうが面白いです。

でも、キム・テヒさんがとってもカワイイので、最後まで見ていました。本当にお姫様役が似合う女優さんだなあと思います。ジャンルとしては、ロマンティック・コメディーというやつでしょうか。キム・テヒさんのファンにはお勧めです。

評価は可もなく不可もなく、という星3つなのですが、実は大笑いしながら見たドラマです。ドラマの設定は、わりとシリアスなものなので、ヒロインの周辺ではギスギスどろどろした人間関係も展開します。が、それが気にならないほど、ところどころにコミカルな要素が組み込まれています。

このドラマを見る前に、すくなくとも「大長今」と「善徳女王」を見ていることをお勧めします。こうした歴史ドラマの小ネタが、出てくるので思わず笑ってしまうんですね。「善徳女王」で主人公の姉を演じたパク・イェジンさんが出ているのも突込みどころのひとつです。楽しく見ることができるドラマですよ。