幻の王女 チャミョンゴ

無理やり悲劇のラブストーリーにもっていった感あり

管理人 木槿猫

古代朝鮮の楽浪国の二人の王女の人生を、国の存亡とともに描いた作品です。「善徳女王」を見た後に見たので、「また双子の王女ネタ？柳の下のドジョウをねらってるなあ」と思ったのですが、こちらは別な母親から生まれてました。私の好きな女優さんの一人、パク ミニョンさんが出ているのでとりあえずは、見ましたが……。「最後は、無理やり悲劇にして盛り上げたな……」という感じがしたドラマでした。

あくまでも私の感想ですが、「なんだかずっとグダグダしているドラマだなあ」と思いつつ、（でも結局最後まで）見ました。「ここがいい！」というシーンも、エピソードもないんですよね。わりと人気のあったドラマのようですが、私はちょっと辛口です。

楽浪国ってなに?

内容の難易度

「それ楽浪海中に倭人あり……」で聞いた覚えのある「楽浪」という地名。これは『漢書地理志』の記述ですが、高校で日本史の授業をとった人なら、覚えている人もあるかもしれませんね。謎の多い楽浪郡ですが、とりあえず一般的な認識としては、漢が置いた出先機関というものですね。

「楽浪郡」は聞いたことあるけど、「国」だったの？と思い、ちょっと調べてみたのですが、古代朝鮮の歴史は、漢などの大陸の出入りも大きいので今一つよくわかりません。

Wikipediaには、

後漢初の混乱期に、土着漢人の王朝が反乱を起こして一時的な独立国家を樹立したこともあったが、後漢光武帝が中国統一事業の過程で30年には楽浪郡を接収している。

とありました。ほえ～、そうなんだ。独立した国だった時代もあったのね。朝鮮半島の古代はややこしいので、調べる気にはあまりならないです。