朝鮮ガンマン

女性陣の衣装に注目!

管理人 木槿猫

高宗の時代に、濡れ衣を着せられて父親を失った青年が、日本へ逃れ、やがてガンマンとなって復讐のために戻ってくるというお話。

イ ジュンギさん主演の時代劇ですから、アクション、アクション、またアクション。剣を振り回すのも素敵ですが、華麗な銃さばきも決まっています。加えて、敵役のユ オソンさんがこれまた、渋くてカッコイイのです。注目は、日本人俳優の大谷亮平さん。日本でも人気急上昇中ですが、韓国でもすごい人気なんだそうです。ドラマではチョイ役なんですが、ダンディな雰囲気が強く印象に残ります。こうした見ているだけでもお腹いっぱいになりそうな男性陣が、華麗なアクションを繰り広げますので、これぞ「韓流！」という感じですね。

「復讐」という韓国ドラマの代名詞みたいなテーマではありますが、時代劇なのでギスギスした感じはしません。泣けるシーンもあるので、私はわりと気に入っています。

2人のヒロインは、ナム サンミさん、チョン ヘビンさんという美しい女優さん。もちろん、この方たちの美しさもさることながら、チマ・チョゴリがとっても素敵なんです。これって、時代考証にあってるのかなとは、いつものことながら思ったものの、とにかくこんなチマ・チョゴリ着てみたい！というような素敵なものでした。宮廷衣装のようなゴテゴテの豪華さではなく、清楚なイメージではあるけど華やかで、おしゃれなんですね。ワンポイントにつけられている刺繍などもとても素敵。彼女たちの衣装も、ぜひ見て欲しいと思います。

王朝末期なので時代背景が複雑

内容の難易度

高宗の時代は、日本が明治維新を成し遂げた時代です。つまり、日本の幕末が非常に混乱したことと同じく、高宗の時代の社会にも複雑な背景があります。国内では、大院君と明成皇后との対立がありましたし、国外ではフランスやロシアなどの列強の強硬な開国要請に加え、清や日本からの内政干渉も受けていました。今日の味方が明日は敵、親清派と親日派との争いなど、混とんとした時代だったのです。

そうした歴史的背景が絡むので、物語の展開がちょっと理解しにくいところもあるかもしれません。