三国時代(高句麗・百済・新羅)

花郎

こんな作品です

イケメンさんがいっぱい♡目の保養になりそうなドラマ

管理人 木槿猫

韓国ドラマ時代劇のなかでも、わりとポピュラーな存在になったんでは?と思われる、三国時代の新羅で生まれたイケメン集団「花郎(ファラン)」。人気のあるドラマですが、私としては、まあ可もなく、不可もなくといったところ。カッチョイイ♪若いお兄ちゃんたちが出てきますので、見ていて楽しいですね。史実的にどうこうというより、新羅を舞台にしたファンタジーとして、楽しく見られればOKという気がします。どうしても新羅で花郎ものといえば、「善徳女王」と比べてしまうので、全体的に見劣りするのは仕方ないかな。話数も短いですから、韓ドラ初心者の一気見におすすめです。

史実のポイント

真興(チヌン)王ってこんな人

内容の難易度

ドラマの核となるのが、「真興(チヌン)王」。「善徳女王」の冒頭を飾り、善徳女王の誕生を予言するのは、実はこの王様です。つまり、善徳女王の「ひいおじいさん」が真興王なんですね。在位は、540年から576年です。彼の時代、領土は飛躍的に拡大しました。高句麗や百済から領地を奪い、さらには加耶諸国を滅ぼして掌中におさめます。領土拡大とともに、地方統治にも力を注ぎ、民政と軍政を整えました。仏教はすでに公認されていましたが、この時期に都では寺院の建立が盛んとなり、仏教文化が花開き始めます。彼は、積極的に仏教の受容につとめる一方で、僧侶の登用や統制にも留意しました。花郎から出家してお坊さんになった人もいます。花郎は、そうした真興王の政策のもとで組織された青年集団です。もともとあった貴人の子弟がリーダーとなり、青年たちを組織するという習俗が制度化され、新羅独自の精神的な風土が培われていくこととなります。このあたりを、もう少し史実にそってドラマ化してくれる作品がでてくるといいなあ。

基本情報

■ 全20話

■ 制作 KBS

パク・ソジュン/コ・アラ/パク・ヒョンシク/ソ・イェジ

 

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