李氏朝鮮

六龍が飛ぶ

こんな作品です

6人の魅力にハマる!

管理人 木槿猫

李成桂が高麗を倒して李氏朝鮮を建国する歴史を描くドラマです。6人の人物を格として物語が進行しているのが面白いですね。特に「第一次王子の乱」はとってもドラマチックでした。何回も見たくなっちゃいそう。

鄭道伝(チョンドジョン)と、李芳遠(のちの太宗との関係を中心に物語が進んでいきますが、そこにさまざまなエピソードが絡みます。

若手の人気俳優さんたちが、たくさん出ている点もおすすめです。私的には、「善徳女王」のアルチョン役、イ スンヒョさんが出てきたのがうれしかったですね♡李成桂の長男、芳雨役で、華麗なアクションも健在でした。

「高麗一の剣士」とか「朝鮮一の剣士」とか、それに匹敵するとかいう設定の人たちがたくさん出てくるので、アクション的にも派手な見せ場が多いです。まさに、「ヒーローは死なない」系の設定なので(いやー、医療技術が発達してないんだから、死ぬでしょという状態でもみんな次の回ではピンピンしてた)、安心して見ていられますよ。挿入歌の「無以異也」もいいなと思います。久しぶりに面白い時代劇を見た!と思いました。時代劇好きにはたまらない作品です。

史実のポイント

太宗のイメージが変わりそう

内容の難易度

高麗末期からストーリーが始まるので、当時の中国大陸(元と明)との関係を理解していないと、物語の展開についていきにくいところもあるかもしれません。簡単に補足すると、高麗末期の朝廷は王権が弱まって政治的な混乱が起きていたことと、それに元が衰退して明が勃興してきたことが背景にあることを抑えておくとよいです。

この「六龍が飛ぶ」は、「根の深い木」の前日譚として作られたのだそうです。「根の深い木」は、私のなかのおすすめ時代劇ベスト5に入る作品です。どちらにも出演している俳優さんたちも多いですが、「根の深い木」の人物の若いころの様子が描かれているというのも面白いです。「根の深い木」のエピソードが、「六龍が飛ぶ」にも出てくるので、並行しながら見ると、別な面白さがあると思います。

これまでのドラマに描かれている太宗って、とんでもなくコワイ人だなあと思っていたのですが、このドラマを見て、見方が変わりました(←単純)。ユ アインさんの熱演は、やっぱりいいなあと思います。

基本情報

■ 全50話

■ 制作 SBS

ユ・アイン/キム・ミョンミン/シン・セギョン/ピョン・ヨハン/ユン・ギュンサン/チョン・ホジン

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