ロイヤルファミリー

ナッツリターン事件がおきるワケがよくわかる

管理人 木槿猫

韓国ドラマ定番の「財閥ネタ」の定型的な作品。韓国のお金持ちというのは、いやはや、なんとも迫力があるもんだ、と感心してしまいました。ほんとうにこんな暮らしをしている人がいるんだろうか、と思います（所詮、ビンボー人には未知の世界）。

このドラマも、相続をめぐるドロドロした陰謀が繰り広げられていくドラマです。チソンさんが好きなので、なんとか最後まで見ていましたが、正直面白いドラマじゃないなーと思いました。ストーリーも、最初から先が見えている感じ。虐げられている主人公が、最終的にトップに上り詰めるんでしょ、というだけ。どうもこういうストーリーは、好きになれません。見ていてつまらないのはもちろんなんですが、裏切りだの復習だの、愛だの憎しみだのと、ずばり「疲れる」。

時代劇でも同じようなことしてるんですけどね。なぜか、現代を舞台にしたドラマはつまらない。

チソンさんの役柄が、「不幸な幼少期を過ごした少年」で、苦労をしたけどいまは優秀な「検事」として大活躍中というもの。これまたこうしたドラマにありがちな設定。現実は、そんなに甘くないと思うんですけどね。「検事」が絡むからなのか、ちょっとしたミステリーのような、サスペンスのような要素も含まれているドラマです。

ちなみにラストは、「え？これ、ラスト？」という終わり方でした。かなり話題にもなったドラマのようですが、面白いものじゃない気がします。ただ、韓国社会を理解するうえでは、そこそこ参考になるものなのかもしれません。（何しろ、池上さんの番組でも取り上げられてましたので）