李氏朝鮮

大王世宗

 

こんな作品です

「なんてすごい王様なんだ」と感動

管理人 木槿猫

世宗は、朝鮮王朝第4代の王様で、韓国の人たちにもっとも慕われている王様といわれています。テレビによく映る、景福宮の前にでーん!と座っている金ぴかの像の人ですね。私もハングルを作った人だよね、ぐらいは知っていたので、ソウルに行ったときには、「ハングルつくった王様ですよね!」と現地のガイドさんに大威張りして知ったかぶりしてきましたが。

このドラマを見て、「なんてすごい王様なんだ」と感動してしまいました。よく知らないのに知ったかぶりしてごめんなさい、と思ってしまいました。今では、私もこの王様のファンです。

前半はわりと地味な存在なのですが、中盤以降からは王様として、さまざまなことにチャレンジしていきます。一番すごいなと思うのは、やはりハングルを作ったことですね。試行錯誤をしているのはもちろんですが、自分の国の言葉を大切にしようとする姿勢に心から感動しました。つくづく、そんなすごい王様なんだったらソウルで一緒に写真に写ってくるんだった!と後悔してます。やや長い作品ですが、見応え十分です。

史実のポイント

さりげなく「竹島」問題

内容の難易度

世宗は、日本でいうところの「検地」のようなことも行っています。つまり、国土の測量をしてるんですね。それに用いられた道具が、とてもユニークかつ効率のいい優れもの。時代考証が適当な韓国ドラマなので、どこまで本当なのかはちょっぴり怪しいところもありますが、おもしろかったです。

さて、そんな中でさりげなく、というべきかあるいは、作為的というべきか。

「独島」は、このとき朝鮮の領土として世宗が測量している。だから、「独島」は韓国の領土だ!

ということをナレーターが言ってるんですね。私は「竹島」だと思っていますが、この問題にもいい加減、建設的な解決策を考えてほしいです。お互いに仲良くすればいいだけなんだけどな。

基本情報

■全86話

■制作KBS

キム・サンギョン/キム・ヨンチョル/チェ・ミョンギル/イ・ユンジ

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