李氏朝鮮

女人天下

こんな作品です

ドロドロの後宮闘争劇の決定版!

管理人 木槿猫

すこし古い作品ですが、ドロドロの後宮闘争を描いた作品です。日本でも大ブレイクした「大奥」シリーズがありましたが、まさに韓国版の「大奥」ですね。後宮闘争を描いた作品で、これより迫力のあるものは、まだない気がします。

朝鮮王朝の三大悪女といわれる一人鄭蘭貞(チョン ナンジョン)と、悪名高い王妃として知られる文定王后が、政治の世界でしたたかに生きていく様子を描いた作品で、全150話ですから、かなり見ごたえがあります。

後宮の女たちの愛憎劇に、士大夫らの権力闘争も加わって、ハラハラドキドキの展開になることが多いです。ですから、150話でもついつい見てしまう作品かもしれません。実力派の俳優さんたちの熱演が、ドラマを盛り上げていると思います。

史実のポイント

党争と後宮の争いがからんでいるのでややこしい

内容の難易度

時代は中宗の時代ですから、「大長今」を見たことがある人には面白いかと思います。「大長今」では、ピンチに陥ったチャングムを何度も助けてくれる文定王后。ですから、最初はこの王妃様、優しいいい人なのかと思っていました。

ところがどっこい、「女人天下」では完全に女傑として描かれています。史実でも、まさに「女人天下」、息子を即位させて政治の実権を握った(しかも悪政だったらしい)女性として評価されていますので、こちらのドラマのほうがより史実に近いのかもしれません。

文定王后は、かなりキツイ女性役を演じることが多い(ような気がする)チョン インファさん。これが、まさにハマリ役。知的で品があって、野心家という雰囲気にぴったり。「王と私」でも、インス大妃を演じていますが、こちらもピッタリです。どちらも、絶対に敵に回したくない!という迫力がありますよ。

基本情報

■全話 150話
■制作 SBS

カン・スヨン/チョン・インファ/イ・ドクファ/パク・サンミン/キム・ジョンウン

関連記事

-李氏朝鮮

Copyright© 韓国時代劇の王様たちとその時代 , 2024 All Rights Reserved.