李氏朝鮮

イニョン王妃の男

 

こんな作品です

韓国ドラマ時代劇の初心者さんにもおすすめ♪

管理人 木槿猫

かなり口コミでの評判が高いのですが、またタイムスリップ系かと、躊躇していました。でも、口コミの評判の高さも気になりますし、話数も全16話と短いのでともかく見てみることにしたという作品です。

一気見したくなるほど勢いのある作品ではなかったものの、ラブストーリーとして見る分には、素敵な作品だったと思います。「タイムパラドックス」に振り回されつつも、最後はハッピーエンド、というのもお約束、ではありますが、それなりに楽しめました。ピュアな愛情表現が、こちらもハッピーな気分にさせてくれます。

出来すぎな設定も多々見られますが、そのあたりはご愛敬、という感じですね。韓国ドラマは初めて、時代劇は初めて、という人にもおすすめだと思います。

史実のポイント

キムブンド 校理の身分は?

内容の難易度

このドラマのカギとなるのが、『朝鮮王朝実録』です。朝鮮王朝の27人の王様たちの時代にどんなことがあったかを記した記録です。

粛宗の時代からやって来た若者の行動によって、この実録の記載が変化していきます。たびたび、その記載をネットや図書館で確認するシーンが描かれますが、実際のところどんなことが記載されてるのかなとちょっと気になりました。「キムブンド」って本当にいたのかな、とも思いましたし。ちなみに日本で出版されている『朝鮮王朝実録 改訂版(朴永圭 キネマ旬報社 2012)』には、そこまでは載っていないんですよね。

さてこのドラマの主人公「キムブンド」は、弘文館の校理(キョリ)です。王様とずいぶん親しそうにしているお兄ちゃんなんですが、はたしてどのくらいの身分だったのか。弘文館の実質トップは、大提学で、正二品です。校理は、というと、結構下です。

弘文館

しかも「堂下官」ですから宮殿には上がれない位です。エリートではありますが、王宮のなかでは下っ端、なんですね。王様とはずいぶん親しそうでしたが、まあ、いっか。

基本情報

■ 全16話

■ 制作 TVN

チ・ヒョヌ/ユ・インナ/キム・ジヌ/カ・ドッキ/パク・ヨンリン

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