李氏朝鮮

トンイ

こんな作品です

子役がかわいい!

管理人 木槿猫

韓流なら知らない人はいない(かもしれない)、イ ビョンフン監督の作品。NHK・BSで放映されてから、人気が衰えていない作品です。私も、動画配信サイトではついつい見てしまいます。やっぱり、シンデレラ・ストーリーというのは見ていても気持ちがいいからかな。

主演のハン ヒョジュさんや、チ ジニさん、イ ソヨンさんといった大物さんたちの演技が光るのはもちろんなのですが、この作品、子役が可愛いんです。トンイの子役キム ユジョンさんや、ヨニングン役のイ ヒョンソク君の熱演が、作品を盛り上げていたと思います。

また、イ ビョンフン監督の作品ではもはやおなじみの面々もそろっていて、そうした人たちが今回はどんな役どころなのかを見ているのも楽しいですね。お決まりのチャングム・ネタが、この作品にも含まれています。チ ジニのおちゃめな王様ぶりも、私は好きでした。

BGMがもう少し味があるとよかったのですが、ストーリーが面白かったので満点。

史実のポイント

シンデレラ淑嬪崔氏

内容の難易度

トンイ(同伊)というのは架空の名前ですが、トンイ=淑嬪(スクピン)崔氏がムスリといわれる下層民だったことは事実です。彼女のシンデレラストーリーを盛り上げるのは、張禧嬪(チャン・ヒビン)。彼女は、何度もドラマで悪女として描かれることでも有名です。

王の粛宗は、王権強化を図った政治家としても有名なので、この時代を描いて盛り上がらないはずはないわけです。

ちなみにトンイが後宮になる前に所属していた監察府というのは、女官たちの風紀をバリバリに取り締まっていたとされ、実際には相当コワイ部署だったようですよ。ドラマで描かれるように、あんなにほのぼのしたところじゃなかったみたいですね。

南人と西人の党争をサラッと描いてしまうあたり、イ ビョンフンらしいですね。面倒な歴史を知らなくても楽しめますよ。

基本情報

■ 全60話

■ 制作 MBC

ハン・ヒョジュ/チ・ジニ/イ・ソヨン/ぺ・スビン/チョン・ジニョン/パク・ハソン

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