キム・マンドク-美しき伝説の商人-

イ ミヨンさんは、ボロを着てても美しい

管理人 木槿猫

正祖の時代に実在した女性の大商人が、さまざまな苦難を乗り越えて、王様（正祖）から功績をたたえられるまでを描きます。主演のイ ミヨンという女優さんは、清楚で知的な感じのする女優さんです。最初に見たのは、「明成皇后」でしたので、ずっと立派で豪華な衣装を着ていましたが、この作品では泥にまみれるような汚い格好も。でも、美人は何を着ても様になるなあ……と、感心してしまいました。

悪役たちがいつも徹底して、キム マンドクを追い詰めるのですが、見事な機転で切り抜けるというストーリーはちょっと痛快ですよ。

正祖の時代に実在した女性の大商人

内容の難易度

韓国ドラマは、女性のやり手商人が多いよなと常々思っていたのですが、女性でも歴史に名をのこすほどの成功を治めた人がいるということは、単なる演出上の設定ではなくて、そういう社会だったのかもしれないですね。しかも、大成功しただけじゃなくて、社会に利益を還元しているというところがすごい。

韓国ドラマ時代劇では、流刑地として有名な済州島も、今では韓国屈指のリゾートとなっています。舞台が済州島なので、済州の文化や風物などにも興味をひかれるかもしれません（私はアワビに強く惹かれました）。